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2023/03/16
家づくりコラム
【若手設計士が最優秀賞を受賞!】近畿大学主催 YKK AP後援「プランニング道場」-後編-

皆さん、こんにちは!
フタガミホーム&ガーデンの広報担当です。

前回に続き、今回もフタガミの若手設計士が参加していた「プランニング道場」をご紹介します!
今回は、プランニングで実際に弊社若手デザイナーが提出したプレゼン資料を公開します!

3世代で継承する家

フタガミの若手デザイナーが提案したのは、“3世代に渡り100年先まで継承する家”。そんな、いつの時代も住む人に寄り添う心地の良い家を実現するために、その家に住むご家族のことだけでなく、地域との繋がりなども考えた新しい住まいのカタチのご提案です。

パブリックとプライベートの両立

その土地に長く住まい続けるためには、地域との繋がりも大切になってきます。今回ご提案する3世代住宅においては、親世代と子世代、すなわち家族間におけるプライバシーの確保ももちろん重要です。それだけでなく地域との繋がりも尊重しつつ、程よい距離感を保つことのできる、そんな家族と地域間におけるプライバシーの確保も大切にしました。

そこで、まずは平面ゾーニングにおいて、家族間で共有するパブリックスペースのLDKを住まいの中心に配置。それらを介して親世帯・子世帯のプライベートスペースを南北に配置することで家族間におけるプライバシーを確保しました。

パブリックスペースであるLDKの中でもキッチン・ダイニングといった生活感の出やすいスペースを2階に配置して、リビングは1階に設けることで、1階のリビングは客間のような空間となり、いつでも整った状態で地域の方々を招き入れることができます。
また、LDKのフロアを完全に分けてしまうと何だか寂しく感じられるので、リビングには大きな吹き抜けを設けてキッチン・ダイニングにも繋がりを持たせました。

土地の特性を考慮した必然性のあるファサード

日の当たり方や隣地の状況、建ぺい・容積率といった法律上定められていることなど、土地によって条件は様々です。住宅をプランニングする上では、その土地が持つ特性を最大限発揮できるよう心掛けています。「より良い提案とはどういうものか」、窓のとり方や日の入れ方など、俯瞰的に考えていくことで必然的に導き出されたシンプルなファサードとなっています。

また、アプローチをくぐり抜けると開放感のあるテラスが広がっています。休日には家族でブランチを楽しんだり、友人を招いてBBQをしたりと、何気ない日常をより豊かにしてくれる付加価値のある空間となっています。

敷地の高低差を活かしたスキップフロアの提案、日射の取得、遮蔽をコントロール

奥に進むにつれて緩やかに勾配がある敷地形状を活かした、スキップフロアの提案となっています。ガレージ上部に配置した親世帯のプライベートスペースが中2階のような位置づけとなり、程よいプライバシーを確保。上下移動が発生するためバリアフリーの考え方からは逆行していますが、健康維持には程よい運動も大切だと考えます。また、将来的には1階にある子ども部屋へと移り変わるなど、家族の状況に合わせて間取りも循環していくことを想定しています。

また、比較的暖かい地域である高知県の家づくりにおいて、冬場の日射取得はもちろん大切ですが、夏場の日射遮蔽や中間期をいかに快適に過ごすかという点も、とても重要になってきます。高気密高断熱住宅だからこそ、日射のコントロールや風の抜け方などをきちんと設計して、その土地に合った提案を心がけています。

以上がフタガミの若手デザイナーによる、高知のことをよく知り尽くした地元工務店だからこそできる住まいの提案です。
フタガミの家づくりについては、ぜひ薊野モデルハウスPORTAにて実際の住まいをご体感ください!

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