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2022/12/29
家づくりコラム
24時間換気システムは定期的なお手入れが必須!掃除のポイントもご紹介

皆さん、こんにちは!
フタガミホーム&ガーデンの広報担当です。

先日、薊野モデルハウスPORTAの換気フィルターを掃除しました。住宅では、法律によって24時間換気システムの設置が義務付けられていますので、定期的な換気扇の掃除は不可欠です。

換気の種類と必要な理由

毎日吸っている空気の中には、ウイルスや有害物質、花粉など、目には見えない有害物質がたくさん含まれています。健康で快適に暮らせる空気環境を整えるためには、常時空気を入れ替えてキレイな空気環境を保つことが重要です。そのために不可欠なのが、きちんと計画された換気です。

24時間換気システムは、大きく分けると3種類あります。

●第一種換気システム
給気・排気の両方を機械で行う方法です。熱交換ができるため、室内に温度差がある季節も空調効率を下げることなく空気の入れ替えができます。ただし、設置費用が高くなることやメンテナンスの手間がかかるデメリットがあります。

●第二種換気システム
機械で給気を行い、自然に排気を行う方法です。室内を清潔に保つ力には優れていますが、湿気が室内に溜まりやすい方法でもあるため、住宅での使用は少ないです。病院の無菌室や工場のクリーンルームなどによく用いられています。

●第三種換気システム
排気のみ機械を設置して空気の入れ替えを行う方法です。給気は機械を設置せずに行う方法で、部屋に給気口の設置が必要ですが、第一種換気システムより導入コストを抑えられるため、多くの住宅で採用されています。

さまざまな換気システムがある中で、フタガミでは第三種換気システムの「GreenFAN」という換気機器を標準で採用しています。ランニングコストや換気能力、施工、音など総合的に優れており、換気設備機器1台で部屋中の空気が循環します。メンテナンスに手間がかからないのも魅力です。

換気扇は定期的なお手入れが必須

住宅では換気システムによって室内の汚れた空気を室外に排出し、室内の空気をキレイな状態に整えますが、換気機器のフィルターが汚れている状態のまま使っていると、そのフィルターを通った汚れた空気が室内に入ってきてしまいます。また、目詰まりを起こし、換気量の低下を引き起こす可能性もあります。

どんなに優れた換気システムでも定期的な掃除は不可欠です。今回は第一種換気システムを採用している薊野モデルハウスの、フィルターお手入れの様子をご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてください!

《 換気扇のお手入れ方法 》
① 24時間換気システムの電源を切り、給気口と排気口のフィルターを取り外す。
② 給気口と排気口内のホコリや汚れを取り除きます。
③ フィルターは掃除機でホコリを吸い取ってから水洗いします。
(水洗いで落ちない汚れがある場合は中性洗剤を使ってください)
④ ペーパータオルなどで水気を拭き取り、影干しでしっかり乾かします。
⑤ フィルターを戻し、24時間換気システムの電源を入れます。

半年〜1年を目安にお手入れをしましょう。

綿密な換気計画を行うから効率よく機能する

換気計画がしっかりされた高気密高断熱の住まいなら、24時間換気システムがより効率よく機能します。また、私たちは換気機器を設置する場所や音にも配慮。空気が流れる経路をきちんと計画して給気口と排気口を設けるため、デザインや快適性を損ねることなく、効率よく換気ができます。特に第三種換気では自分たちでも簡単に掃除がしやすい点もポイントです。
年末の大掃除の際に、ぜひ換気機器もチェックしてみてくださいね。

2022年の家づくりコラムは、こちらで最後となります。今年1年、私たちとご縁をいただいた皆様、ありがとうございました!

2023年も皆様の家づくりのお役に立てる情報をお届けしていきたいと思います。
来年も皆様にとって良き1年となりますようにお祈り申し上げます。

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