FUTAGAMI BLOG ブログ
2021/10/28
施工事例
デザイナーが建てた等身大の住まい~狭小住宅の間取り~

皆さん、こんにちは!
フタガミ ホーム&ガーデンの広報担当です。

先日、弊社所属のデザイナーが建てた住まいが完成しました! 隣家が近接して十分な採光が難しい立地に、わずか25坪の狭小な住まい。一般的には悪条件とも言える立地ですが、デザイナーならではの視点と設計力で魅力的な住まいが実現しました。

2階LDKと南側に収納を配置する大胆な間取り

十分な採光が難しいため水回りや居室、書斎コーナーを1階に配置し、LDKは2階に配置。しかしながら、2階も南側の隣家が近接しているので、開口をとれる位置は限られています。そこで、唯一開口が取れるキッチン横に大開口を設けて、そこから陽ざしを最大限に取り込むよう設計しました。
大開口以外の南側壁面は全面収納としています。取手が内側にある引戸を採用することで、引戸前面がフラットな仕上がりとなり、白いクロスと調和して一見壁のように見えます。ノイズレスですっきりとした隠し収納を実現しています。

2階LDKを生かす設計

コンパクトな狭小住宅の2階部分は、ワンルームのLDK空間となっています。天井やクロスは少しグレーがかった白で統一しており、すっきりとした空間に。LDK中央部は天井を一部くり抜いたような形で吹き抜けにし、ハイサイド窓を設けました。

下から覗いても見えにくい奥まった位置に窓を配置することで、窓からの入射光が天井や壁に拡散して間接照明のような雰囲気を演出します。また、光と影の美しいコントラストにより、洗練された空間を演出します。

白を基調とした空間のアクセントに、壁掛テレビ背面には木毛セメント板を採用しました。木毛セメント板は、耐火性があることから下地材として多く取り入れられていますが、仕上げ材としても存在感のある美しさがあります。絵画や作品を飾る美術館のような洗練されたコーナーをイメージして設計しました。
日中は、木毛セメント板の後方に設けた北側の窓から安定した光が室内に行き届きます。そして夜は、木毛セメント板上部に埋め込んだ照明が、天井を柔らかく照らします。シーンによって使い分けることで、とても居心地の良い空間を演出します。

空間の雰囲気に合わせたカスタムキッチン

キッチンは、イケアのカスタムキッチンを採用しています。イケアのキッチンは素材とパーツの種類が多く自由度が高いため、機能や形状、デザインなどの要素をバランス良くカスタマイズできます。また、キッチン横にはコンパクトなパントリーと冷蔵庫スペースを設けています。パントリーには扉がありませんが、木毛セメント板と袖壁が目隠しの役割を果たしてくれるため、リビングから視界に入る心配がありません。わずか25坪の狭小住宅ですが、適材適所に収納スペースが確保されており、すっきりと整った住まいです。

25坪と感じさせない空間には、家づくりのセオリーを覆すほどのアイデアが散りばめられています。難しい立地や面積が限られた土地であっても設計力があれば魅力的な住まいになります。さまざまな制限でお困りの方もぜひご相談ください。